車の免許更新は、正直面倒である。
基本的に平日に時間を作って行かねばならず、だいたいいつ行っても混んでいる。
中には、免許更新のために開講1時間前から並ぶ猛者もいるくらいだ。
会社の上役からはそのように促されたのだが、失笑である。
僕は今、自動車に乗らないのだが、先日免許更新に行って参った。
これから車を持つことは想定していないが、自動車に乗る権利が3,000円の更新で変えるのであれば安いのではないだろうか。
そして、東京でのはじめての免許更新。
僕なりに考えた作戦と実際の結果を語る。
優良運転者講習とは
今回僕が受ける免許更新に伴う講習は、優良運転者講習(優良講習)というものだ。
以下の条件に当てはまる人が受講することが出来る。
・ 運転免許を受けている期間が5年以上
・ かつ、運転免許証の有効期間が満了する日の40日前の日
・ かつ、違反行為又は重大違反唆し等若しくは道路外致死傷の行為をしたことがない者
この講習を受けることによって、いわゆるゴールド免許を手にすることが出来る。
このゴールド免許を手にすることのメリットは大きく分けて2つ。
1. 免許更新にかかるコストパフォーマンスが最高
自動車運転免許証を受け取って、よっぽどのことがない限り返納する人はいないだろう。
となると、できるだけ免許更新にかける費用と時間を割きたいところである。
ゴールド | 3,000円 |
ブルー | 一般 |
取得して初めての更新 | |
違反 |
優良運転者講習 | 30分 |
一般運転者講習 | 60分 |
違反運転者講習・初回更新者講習 | 120分 |
免許更新にかかる費用も時間も、微々たるものではあるがゴールド免許を受け取るための優良運転者講習のほうが低コストである。
2. 各種割引が効く
自動車保険料の割引が効くことはもちろんだが、自動車を持っていない人にも優遇措置がある。
SDカードの存在をご存知だろうか。
・ Safe Driver Cardの略
・ ガゾリン代・食事代・宿泊代・レンタカー・スーツなどの割引が効く。
引用:SDカード概要
僕もこれは知らなかったのだが、自動車のサービス以外にも割引が効く。
自分で自動車を保持しておらず、運転していない人からすると事故を起こす確率もぐんと下がるため、明らかにお得な制度である。
これはぜひとも活用したいと思う。
実際にかかった時間
結論から言うと、僕がゴールド免許を受け取るまでにかかった時間は、1時間程度である。
優良運転者講習の時間は30分といえど、実際にはそれだけでは済まない。
具体的には、以下の手順を踏む。
- 更新申請書の作成・質問事項解答
- 更新手数料の支払い
- 視力検査
- 暗証番号作成
- 登録受付
- 写真撮影
- 優良運転者講習
講習を受ける時間を差し引くと、30分以上は時間を要すると想定されるため、時期や日を選んだほうがいいかも知れない。
東京の免許更新施設は鬼親切
東京でいうと、以下の3つの運転免許試験場は特別な場所と言える。
理由は、例年のデータを元に、何月の何日が混雑するかを事前に知らせてくれるのである。
これ以外にも、更新時講習開始予定時間のタイムテーブルが掲載されており、親切心を感じることが出来る。
僕が神田運転免許更新センターを選んだ理由
ぶっちゃけ、混雑度が低そうであり、駅からのアクセスの良さである。
確かにJR神田駅からは少し歩いたが、10分も見ていれば十分だろう。
本当は新宿が良かったのだが、新宿は交付までに時間がかかると公表されている。
故に消去法で神田を選んだ。
神田運転免許更新センターは平日にしか行くことができない。
だが、交通の便やゴールド免許受け取りにかかる時間などを加味すると、最もスムーズにことが進むと考えた次第である。
この記事が誰かの参考になれば幸いだ。
明日も更新するから、待っててちょ。
Adios.