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貧乏人が田舎から都会に出て、よかったと思えること

僕は新卒でド田舎に就職し、すぐに退職した。そして、その町を後にしたのだ。

その過去に後悔はなく、本当によかったと思っている。

勤め人を卒業するために田舎に飛び出すサラリーマンの話を聞く。この体験した僕は、とてもじゃないがおすすめできない。

今よりも生活水準が下がることは間違いないだろうし、何よりその辛さは味わったことがないだろうと推測できるからだ。

▼ 退職しても死なねえから。新卒1年目で退職して貧乏人になった話

金曜日には皆が街に立ち、美味しいビールと食べ物を食べに行く人や、女とのワンチャンを虎視眈々と狙う人。

それぞれの楽しみを抱えて週末を迎える人を、僕は初めて目の当たりにした。

こんな煌びやかな世界を目て、僕の心は抒情的にならざるを得なかった。

そんな華やかなに降り立った僕が、都会に出てよかったと思えることを語る。

都会に出て享受したメリット

  1. 選択肢が増えたこと
  2. 車を持たなくてもいい
  3. 女修行をガンガンできる

1. 選択肢が増えたこと

電車もバスなどの公共交通機関が充足しており、繁華街も複数ある。

高いものから安いものまでバラエティが豊富で、ありとあらゆる物の選択肢がある。

貧乏人の僕は、身の丈にあったものを選べばいいだけだ。

これだけの選択肢を選ぶことができて初めて、時間カネの費用対効果を比較することができた。

例えば、卵の話。

タマゴを6つ買うにしても、家の目の前のスーパーよりも、自転車を3分走らせた先の100円ローソンのほうが安かったりする。

“コンビニは高い”というステレオタイプにとらわれるんじゃなくて、目の前の現実を理解する癖がつくようになった。

2. 車を持たなくてもいい

僕は初め、車を持ってこの街に来た。

だがすぐに手放した。思った以上に生活に不必要だったのだ。

理由は、前回の教訓を生かして入念に物件を下調べしたことに尽きる。

いい場所に住んでいたがために、車がなくても困らなかった。

調べた内容としては、その街の地価分布、繁華街へのアクセス、職場との距離感など、単に物件の家賃だけでは測れない要素を書き出して、徹底的に分析した。

その結果、以下のような物件と巡り逢うことができた。

項目 物件情報
建物構造 鉄筋
15年くらい
間取り 1K
トイレ・バス
独立洗面台 無し
駐車場 別途契約:8,000円
共益費込み家賃 45,000円
駅からの距離 徒歩2分
職場からの距離 自転車で10分
繁華街からの距離 電車で20分
ジムからの距離 自転車で2分

以前の職場と異なり家賃補助がないことは、非常に財布と僕の心が痛んだ。だが、立地的が良かったため時間を節約することができた。

▼ 初めて一人暮らしをする、貧乏人のための家選びについて

3. 女修行をガンガンできる

女修行をしない人の言い訳の一つとして、身バレがある。

例えば、地元のショッピングセンターでナンパをすれば、先輩や後輩、運が悪ければ友達のお母さんに遭遇してしまうかもしれない。

人が少なくクローズドな地域ほど、ローカルなネットワークが集積しており、噂話として自分の家族に回帰する。

これはまあまあ恥ずかしい。

対して都会では匿名性が担保される。

女修行の修行僧たちは、必ずしも自分のパーソナルな情報を女性に開示しなくてもいいし、彼女たちも僕たちの事を知っていることはまずない。

だからこそ、当たって砕けまくる女修行の修練を積むことが出来るのだ。

僕自身も、この大都市の匿名性に随分と助けられた。

そして、ど田舎では成し遂げられなかったであろう自力で童貞卒業の悲願を、引っ越して3ヶ月程度で達成することができた。

▼ 童貞を卒業するためのデートについて考える

繁華街や駅から家が近いため、搬送先は自宅で良かったし、準即なら自宅近くのレストランから始めることも可能だった。

引っ越した先で出会った女性や、今での親交のある友人には心から感謝している。

本当に引っ越して良かった。


こうして、いろんな場所を転々として初めて僕は

「都会のほうが田舎より暮らしやすい」

と感じることができた。人によっては、僕とは全く正反対のことを思う人もいるかも知れない。

だが、それはそれで良いのだ。自分の身体を張って、自分の中の評価軸で今住んでいる町を評価することが大切だと思う。

明日も更新するから、待っててちょ。

Adios.

レダ

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レダ