時は平成。
キャッシュレス大戦国時代を迎えようとしている。
特に今年は大きな動きがあった。
ECの「楽天」を皮切りに、LINEやSoftbankグループも続々と参入している。
あのECの巨人、Amazonも名乗りを上げるくらいだ。
アマゾンジャパンが実店舗でのキャッシュレス決済に参入する。ユーザーが「Amazonショッピングアプリ」の画面上に表示したQRコードを、店舗側がタブレット端末で読み取ることで支払いが完了する。 AmazonがQRコード決済に参入 アプリで使える「Amazon Pay」、中小店舗に照準 - ITmedia NEWS |
Amazon世界を股にかける4騎士の一角を担っているため、このムーブメントは日本だけで収まらない可能性すらある。
これからのキャッシュレス・世界について、考えていきたいと思う。
まずはお勉強。
キャッシュレスって言葉の復習。
銀行口座への振り込みやクレジットカードによる支払いなどのように,現金のやりとりなしで決済がなされること。
引用:三省堂 『大辞林 第三版』より引用
現金を介さずに金銭的な授受を行う行為とのこと。
普段使っているクレジットカード決済もそうだし、会社から銀行口座に給与が入金されることもキャッシュレスだ。
僕は貧乏人だからこそ、金の流れを可視化しないといけない。
前回は、貧乏人にも金持ちにも通ずるカネの生み出し方を紹介致した。▼ カネを生むための、貧乏人に捧げる心得さて今回は、自分の側を流れているカネ行方を今一度見直す方法を伝授する。かく言う僕も、1週間以上のスパンのカネの流れは追うことが難しい。ひと月のうちにどれだけ女の子とアポがあり、交際費がかかり、水道光熱費などの固定費が吸い取られるかはもちろん毎月変わるし、記憶することなど到底不可能である。そんなことよりも、新しい技術や本を読んだ知識を血肉にするために僕の記憶を使いたい。テクノロジーは人々の暮らし... まだ家計簿つけてんの? 現代のカネの流れを読み解く方法 - ねだるな、勝ち取れ、さすれば与えられん |
加えて、100円の支払いに付き1ポイントもバックがあるクレジット決済を行っている。
だから基本的にはキャッシュレスな暮らしには抵抗がない。
そこで、テクノロジーの進化ですよ。
手のひらサイズの、小さなスマートフォンにキャッシュレス決済合戦の土壌となった。
スマホのキャッシュレス決済には大きく分けて2種類の方法がある。
それぞれを利用した僕の感想を織り混ぜながら、両者のメリットとデメリットを考える。
QRコードとは。
1994年にトヨタグループ・Densoの開発部門(現在は分離しデンソーウェーブ)が開発したマトリックス型二次元コードである。
QRはQuick Responseに由来し、高速読み取りができるように開発された。
当初は自動車部品工場や配送センターなどでの使用を念頭に開発され、現在ではスマートフォンの普及などにより日本に限らず世界的に普及している。
例えば僕はLINE Payをよく利用するのだが、100円につき3ポイント還元する。(2018年9月17日現在)
クレジットカード決済だと、100円に付き1ポイント還元が普通であるから、驚異的な数字である。
その決済で還元されたポイントは、別の決済時に消費することも出来る。
また、LINEであればスタンプなどのLINEサービス内の商品購入に当てることが出来る。
ポイントにうるさい貧乏人からすると、激熱な案件なのである。
QRコード決済のプロセスは以下の通り。
この4つの手順は非常は面倒に感じる。
理由は、後に紹介する非接触型決済のほうが楽だし速いのである。
記事を執筆している2018年ですら、あと2年後に東京オリンピックが開催されるというのにもかかわらず、クレジットカードすら使えない店が多すぎる。
この事実を鑑みて、日本にキャッシュレス・世界が訪れるかどうかは現実的に難しいと判断せざるを得ない。
非接触型決済とは、簡単に言うとモバイルSuicaやApple Payなどのサービスである。
スマートフォンやカードを翳すだけで決済ができてしまう優れものである。
非接触型決済のプロセスは以下の通り。
(スマホの場合)ロックを外す。
これだけ。圧倒的に速いのだ。
現金で払うときのような、小銭勘定はもちろんしなくていい。
そしてQRコード決済ほどの煩わしさはまったくなく、スマートな決済と言えるだろう。
得になし。
強いて言えば、カード型の非接触型決済の場合だとカードを持ち歩かなければいけないことくらいだ。
両方の決済手段を使い分けている僕としては、絶対的に「非接触型決済」をスマホで行うことをおすすめしたい。
理由は、上記にも記載したように速いからである。
もう少し深掘りすると、僕たちが決済をする時はできれば時間をかけたくないはずだ。
一度両方使ってみるとわかるのだが、Apple Payを用いたIDやQUICPayの支払い速度は、QRコード決済とは比べものにならないのだ。
もっというと、僕の体験知的にはSuicaが最速である。
この小さなストレスを覆せるかどうかによって、QRコード決済の命運が分かれるのではないかと考える。
自分の資産をどのような方法で管理するのかを問われる時代である。
そして、自分の決済方法ですらたくさんの選択肢から選ぶ事を迫られている。
僕は非接触型の決済方法が自分に合っていると考えたが、そうじゃない人もきっといると思う。
何が自分にとってプラスなのかを考えるためにも、一回経験することは非常に大切だと思う。
明日も更新するから、待っててちょ。
Adios.