# 燃え上がる人たちはその後、どんな人生を歩んでいるのか

いつの時代も、炎上というものでネットの世界は盛り上がる。

毎年、時には毎月Twitterの炎上ツイートに関して、リプやリツイートが飛び交う。

それが必ずしも悪い事だとは思わないが、場合によっては取り返しのつかないことになってしまう時もある。

先日、とんでもない炎上の人がTwitterに現れた。

社名は伏せて、内定式当日に会社をやめたと豪語する人である。

そんな事、やっている人はもっとたくさんいるのであろうが、Twitterでデカデカと公言する人はあまり見たことがない。

この一見の事例から、炎上について考える。

燃え上がることについて

炎上とは。

「炎上」とはFacebookやTwitter、ブログなどのSNSサイトのコメント機能を使って、火が勢いよく燃えるかのように好意的ではないコメントが集中的に投稿されることです。

自分のFacebookやTwitter、ブログなどのSNSサイトで、食べ物を粗末にするなどの不謹慎な行動や他人のプライベートな情報、嘘の情報などの発言をすると炎上のもとになります。

引用:「炎上」とはどういう意味ですか?|ネットの知恵袋|フレッツ光公式|NTT西日本

そもそも、僕は炎上にも種類があると思っていて、いい炎上の仕方と悪い炎上の仕方があるのではないかと考えている。

いい燃え上がり方

基本的にTwitterは情報と情報が交錯する場所だと、僕は考える。

であるとするならば、時に自分の意見が他者と交わり、衝突する時もある。

そう。ディスカッションが起きるのだ。

Twitterは特に、リツイートという機能がある。

自分のツイートは自分のフォロワーも見ることができ、それをフォローワーがリツイートすることでネズミ講式に拡散されていく。

これが例えば反原発派の人と、原発推進派の人が激しく議論しているとしよう。

正解のない問いだからこそ、議論が白熱する。

しかも、Twitterは1つの投稿に140字の文字数制限が設けてある。

よって、投稿者は端的に要約した意見を推敲し、短く纏まったディスカッションの様子を観衆は楽しむことが出来るのだ。

悪い燃え上がり方

Twitterは拡散性の高いSNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)である。

Twitterの日本国内の月間利用者数は4,500万人

日本の人口が平成30年4月1日時点で1億2441万人

引用:総務省統計局

日本人口の3分の1が月間でTwitterを利用していると考えると、とてつもない数字だ。

故に、いい情報も悪い情報もすぐに拡散する。

かつては、コンビニの定員が冷凍商品の陳列棚に寝そべっていたり、パトカーの上に乗っていたりする人の情報が日本中に広まった。

そして今年は、内定式に会社やめたツイートである。

炎上した理由としては、以下のように分析できる。

  • 内定式に会社を辞めた事実を公言
  • 働いても居ない会社に対して”社畜からの開放”と釘を刺したこと
  • あたかも自分が正しい行いをしたという潔さ

働いたこともない会社の社員たちに社畜と横槍を入れたり、時間をかけて選考して、採用してくれた人たちへの恩義はあまり感じない人なのだと感じた。

どうやらこの人は、フリーランスで生きていくようだがこの先どうなっていくのか、見ものである。

燃え尽きた人のその後

かつて、Twitterの火を最大限まで燃え上がらせた人たちは、どうなったのか。

参考になる記事があった。

世の中にはやっていいことと、悪いことがある。

社会人には見えるが大学生には少し霞んで見えて、高校生には見えない線だ。

百歩譲って、高校生が喫煙・飲酒しているとしよう。

まあ、実際みんなやってるんだろうけど。

それを拡散性の高いTwitterに画像として乗せることはやってはいけない。

高校生が飲酒をしたり喫煙することは犯罪なのに、ツイッターを投稿することは犯罪ではない。

しかし、組み合わせるとやってはいけないことになる。

ぶっちゃけ、犯罪よりも自分にとって恐ろしいことだ。

一旦ネットの人たちに特定されてしまうと、日本のどこに行っても叩かれてしまう。

その本当の怖さを知らないことは、これからの世界を生きていく上で危険だと思う。


いつ、誰が、どこで、誰に観察されているかわからない時代だ。

Twitterのサードパーティ製のアプリの中には、ツイートを削除したら通知が来るものもある。

消せばいいという問題ではない。

何を発信して何を発信しないかを、ツイートボタンを押す前に分別する癖を付けなければならないだろう。

明日も更新するから、待っててちょ。

Adios.