# どうしてネットの人たちはZOZOの前澤友作氏を叩いてしまうのか

今最も世間を賑わせる代表取締役社長の1人が、前澤友作さんである。

123億円でバスキア落札。

女優・剛力彩芽さんとの交際。

SpaceXによる月旅行。

かかっているカネの規模感と話題性のトピックに富んだ、非常にユーモアがあふれる方だと言う印象が強い。

本人はTwitterを始めとしたInstagramやnote.muなど、様々なSNSサービスを利用しており、彼の考えを諜う機会が転がってくる。

そのSNSでの発信をみていると、ネットの人たちによく叩かれている。

仏のような心を備え持つ彼に対して、なぜ人は野次を飛ばしてしまうのか疑問で仕方ない。

日本人の心の奥底について考える。

前澤友作氏について

前澤氏について語る前に知っておくべきことがある。

それは、株式会社ZOZOの代表取締役社長の一面と、一個人としての前澤友作の顔があるということだ。

一代で時価総額1兆円を超える企業まで成長させた実績を持つ。

ZOZOスーツの無料配布を皮切りに、プライベートブランド商品を世界へ販路を広げるニュースが話題となった。

また、プライベートではアートコレクターとしての一面をもつ。

世界中の芸術作品に私財を投げ、収集を行っているようだ。

叩かれる理由について

前澤氏がネットの住人に叩かれるネタは大きく分けて2種類だと考える。

  1. 芸能人・剛力彩芽氏との熱愛に関して
  2. 前澤氏のカネ遣いについて

1. 芸能人・剛力彩芽氏との熱愛に関して

本人たちからしたら、はた迷惑な話だ。

もともと前澤氏は違う芸能人と付き合っていて、次の恋人が剛力氏となる。

その元恋人とは、結婚まで噂されていて破局した。

その後釜が剛力氏であることに、ネットの人々は憤懣遣る方無く叩いているのだ。

そもそもネットの人たちと前澤カップルは全くの他人なのに、なぜWeb上に文字列を並べて叩いてしまうのか。

僕はその動機の一つに、嫉妬の感情が入り混じっていると思っている。

自分がパートナーに愛されて、幸せを感じている状況であれば、人の幸せを踏みにじることは考えづらい。

これが全てではないが、わざわざ他人の恋愛を監視し、茶々を入れているようでは自分の幸せは遠のいていくだろう。

2. 前澤氏のカネ遣いについて

冒頭でも紹介したように、前澤氏のカネの使い方は大盤振る舞いである。

1台1億円はくだらない車を何台も所有していたり、女優と付き合ったり、世界で初めて民間人として月に行こうとしたり。

前澤氏は大人だけでなく、小学生の羨むおじさんであろうことは間違いないだろう。

その一面だけを切り取れば、前澤氏は鼻につくおじさんかもしれない。

そして、あらゆる角度からツッコミを入れられてしまう。

小中学生のときのクラスメートで、自分が持っている高級品を見せびらかすような友人は、少し「ウザいなあ~」と舌打ちしたことを思い出す。

しかしTwitterでも、記者会見でも、ZOZOビジョン発表会でも、前澤氏は常に物腰柔らかな毅然とした態度でコミュニケーションをとっている。

彼のSNSを観察しているとわかるが、仏の心の持ち主である。

物事をポジティブに捉えて人のために動き続ける人のどこが気に食わないのだろうか。

ましてや、自分のカネを遣って高価なモノを買い、それを人のために使おうとしていることは、誰かに迷惑をかけことなのか。

この活動ですら、偽善だと釘を刺す人達がいる。

にもかかわらず、前澤氏は棘がないようにコミュニケーションを図る。

人を叩くような自分にならないために

人を叩いてしまう感情を、嫉妬だと僕は仮定した。

だが、「人を羨んだりする気持ちが必ずしも嫉妬にはならない」と僕は思うわけである。

前澤氏が多くの資産を持ち、庶民には体験できないような経験が出来ることはものすごく羨ましいと思う。

だからこそ、嫉妬したって仕方ないのだ。

前澤氏を叩いたところで何も出てこないし、時間の無駄である。

それよりも前澤氏が成功した秘密を自分なりに考えたり、いいカネの遣い方を学ぶほうがよっぽど自分のためになるだろう。

仏様のような考え方で人生を過ごしていたら、いい転機が訪れるかも知れない。

何かを叩くより、何かを学ぶほうがお互いにとっていい関係を気付くことが出来るだろう。


さすがの前澤氏も堪忍袋の緒が切れたのか、わりと感情的な言葉を選ぶようになったように思える。

当たり前だ。前澤氏も人間である。

自分のパートナーがブス呼ばわりされたり、わけのわからないロジックで蔑まれたりしたら怒りが湧いてもおかしくない。

それでも前澤氏はこれからも世界平和のために、公私共に尽くしていくだろう。

僕は一人のヒトとして、彼を応援していきたい。

明日も更新するから、待っててちょ。

Adios.