最近、Twitterのタイムラインでブロガー(仮)がギャーギャー騒いでいる。
頼んでもいないのに、顔出し実名でTwitterを運営しており、重みのない言葉や行動で実力者に弄ばれているように見える。
まあ勝手にやっててくださいって感じではあるが、あまりにも多すぎる。
彼らがブロガーを志した理由は様々だろうが、彼らの結び付きにはなにか違和感を覚えた。
最近流行りのブロガー(仮)について思うことを語る。
そもそもブログのお勉強。
継続して更新される日記形式のウェブサイト(ホームページ)の総称。
また、そうした個人の日記形式のサイトを公開するためのソフトウェアや、それを使ったサービス名称をもいう。ウェブログweblog(「ウェブ上に残される記録」の意)が短縮されブログと称されるようになった。
ブログが広まった背景には、インターネットの普及により、多くの人々に対しマスメディアを通さずに、個人の意見や専門的な知識を伝えることができるようになったことがある。
詰まる所ブロガーとは、ブログを通じて個人の意見や専門的な知識を伝えたい人であって職業を指す言葉ではない。
よってブロガーとして収益を上げるためには、以下の2つの方法が考えられる。
今風な稼ぎ方だと言える。
かと言って、その目的を果たすにはブログシステム以外にも決済機能拡張しなければならない。
ネット上の1つの記事データに価格データを紐づけ、クレジット決済機能が備わっているシステムを開発する。
それをブロガーが作れるかというと、答えは非常に難しいと思うし、仮にできるとするとその人はブロガーではなくシステム屋だろう。
だが、最近ではnote.muというクリエイター・プラットフォームを利用することでその需要を満たすことができるようになった。
プロブロガーのイケハヤ先生は記事だけでなく書籍をnote.muで上梓されているとのこと。
本当にブロガーとして食べていくためには、彼の姿を目指すのも一つの手なのかもしれない。
ブログの面白い所は、広告媒体になりうることである。
時間はかかるが、毎日誰かのためになるような記事を貯め続ければ、人が集まる。
人が集まるところに商機はある。
であるならば、商品を持つ人がその商品にまつわる薀蓄(うんちく)や情報を毎日発信していけば、ヒトが集まって買ってくれるヒトが増えるかもしれない。
サウザー VS 足立先生の白熱教室でも取り上げられたトピックだ。
関連記事:# 【聴評】サウザー VS アフィリエイター・足立先生 白熱教室を聴き込んでアフィリエイトについてまとめてみた
商品は持っているが、ブログを書けない人に必要とされるかもしれない。
このようにして、得意分野と苦手分野を相互で補う形で食べていく道もあるだろう。
だが、ブロガー(仮)の実態はとあるビジネスのように胡散臭い匂いが漂っている。
ブロガーは謂わば、唯一無二の記事を作り上げる職人だと思っている。
千差万別の言葉の使い回しもあるだろうし、文章構成のアーキテクチャも読み手が面白いと思えば全て罷り通る。
ブログという形は模倣できても、積み上げられた言葉の数々に紡ぎ出される理念は真似することは難しいだろう。
僕はブログに関して、このような認識をしている。
実際、Twitterで流れてくるブロガー(仮)たちはニックネームの後ろに「@」をつけて怪しい文言を並べている。
そして、宣伝文句や収益構造を鑑みると、どこからどう考えてもアフィリエイターなのである。
いや、お前らブロガーじゃなくてアフィリエイターじゃねえか。
その上、月間PV数の上げ方や「月収100万円達成!!」を誇大広告として、デカデカとブログ(仮)にデカデカと貼り付けている。
いや、それブロガーじゃなくてアフィリエイターだから(2回目)。
アフィリエイターが悪いとは1mmも僕は思っていない。
むしろ、買うか買わないか悩んでいる顧客に対して、購買意欲をひと押していることは全く悪いことではないと思うからだ。
商品紹介の記事を書くためには時間もウェブサイトも必要である。
対価として報酬があってもいい。
彼らがアフィリエイターであるにもかかわらず、わざわざ「ブロガー(仮)」と明言し嘘をついていることはとても胡散臭い。
結局、ブロガー(仮)がアフィリエイトで生計を立てようが、そのサイト構築で培った技を教えることで飯を食べていこうが、僕の知ったことではない。
ただ、ブロガーとアフィリエイターは明確な違いがある。
わざわざブロガーと名を売り、記事を読みに来てくれている人に嘘をつき続けていることに違和感を覚えているだけだ。
明日も更新するから、待っててちょ。
Adios.