プログラミングやエンジニアの世界では、勉強会が毎日の如く開かれている。
それは企業の教育目的で開かれているものから、小銭稼ぎのために個々人が催す場合もある。
どちらにせよ、専門性に特化した深い造詣を持ち合わせている人からその知識を教示頂ける機会である。
仕事や趣味に建設的な人であれば、参加する人も居る。
そんなプログラミングの勉強会に、先日行ってきた。
学びたい言語はJavaScript。フレームワークはVue.jsというものだ。
初めて扱うJavaScriptのフレームワークである。
仕事で使うかもしれないとの話を伺い、一旦勉強会で立ち上げ方や扱い方を学ぼうと参加した次第である。
その感想と考察を語る。
今回参加した勉強会は運営者1人、参加者10人の規模感。
渋谷の小さな共有スペースを間借りして、勉強会を開いている感じであった。
男女によって異なり、女性の方が安い。
これは少しばかり驚きである。
街コンなどの出会いの場であれば、女性と言うだけで圧倒的な価値があるため、価格差があっても仕方がない。
だが、ここは出会いの場ではなく学びの場だ。
そこには男女の差ではなく、知識の差があるべきではないだろうか。
とはいっても業界的に女性が少ないため、このように優遇している側面もあるのかもしれない。
勉強会の参加障壁を下げることで、「女性でもやっていける業界」という先入観を与えることも一つの可能性としては往々としてありえるだろう。
男女比は3:7くらいで男性が多い。
やはりJavaScriptということもあり、フロント畑の人が多かった。
僕も含めて、おそらくWebページなどのフロントの操作が少し出来る様になったところで、フロントの構築や管理を司るフレームワークを学びたいと考えた人が居たのだろう。
最近でこそJavaScriptはフロントの構築・管理や、サーバで動くバックエンドのNode.jsなど話題が尽きない。
女性は全員、男性も2.3人はフロントで、あとの人たちはバックエンドをメインに仕事をされているとの事だ。
PHPやRuby、Pythonなど言語は様々だが、どれもサーバーサイド言語ゆえに現場の話が盛り上がった。
男性に関しては、全員柄やロゴがでかでかと主張してる服装。
身に纏う身体はぷよぷよしていて、だらしない性格が露呈している。
残念だが僕には、彼らがオナ猿にしか見えなかった。
女性に関しては特に何も思うことはなかった。
女性というだけで、無難な格好を普通にできるんだなあと、一人の男として尊敬の念を抱いた。
JavaScriptのフレームワーク人気ランキングにおけるVue.jsの立ち位置と、利用例を織り交ぜた挨拶から始まった。
勉強会の時間は入場から退場まで含めて2時間。
実質、1.5時間程度で何かしらの成果物を披露することが目標とされた。
そして目標物は何でもいいという。
こうして、プロダクト制作が始まった。
今回の勉強会の、1.5時間はとても短かった。
わからないことを質疑応答する時間が限られており、その上特にVue.jsについての説明もなかったからだ。
そもそも、なぜ1.5時間しかなかったのかと言うと、Vue.jsを動かすための環境構築を怠った人たちがいるからだ。
此処で指す環境とは、プログラミング言語を適切に動かせるような土壌である。
プログラミングを行うためには、この環境構築が結構大変で、躓く人が少なくないのだ。
事前に環境構築を行っていなかった、もしくはできなかった人たちの対応に運営者は大抵時間を取られる。
運営者が1人しか居ないことが、今回の勉強会が微妙だったボトルネックだった。
この運営者。
実は実務経験(月に300時間かどうするなどの労働時間の密度)はまだ浅く、最近フリーランスになったばかりだという。
そこで、1度だけ利用したことのあるVue.jsを皮切りに、小銭稼ぎと、フリーランスの案件を探しがてら勉強会を開いていたという。
なるほど。
これは僕が1枚噛まされたわけだ。
確かに質問には丁寧に答えて頂いたし、資料はすべて手元にある状態であった。
だが、如何せん教え方が上手ではなかった。
はじめから、成果物から逆算したステップを踏むような教材を作って頂いたほうが、参加者も運営者もスムーズに勉強会を勧められたのではないだろうか。
というか、僕は上記のようなハンズオン形式の勉強会を想像していた。
それでも、一人で10人もの参加者を募らせたのだ。
まだ成熟しきっていない技術には、価値があることを肌で感じた勉強会であった。
勉強会には色んな種類がある。
今回はなあなあで終わってしまったのだが、他の種類の勉強会にも参加しようと思う。
明日も更新するから、待っててちょ。
Adios.