Amazon Prime会員である僕は、7月のセールにてAmazon Echoを購入した。
スマートフォンの次はスマートスピーカーが僕の生活を変えてくれるだろうと意気込んだ次第だ。
加えて、Amazon Echoはプライベートネットワークを通じて通信できるとのこと。
ヲタクのおもちゃとして使えそうだったこともあって、胸が高鳴っていた。
実際に購入して使ってみた感想と、ユースケースを考える。
Amazon EchoはAmazon社が手がけるスマートスピーカーのひとつ。
そしてそのハードを操るAIアシスタントのAlexaが搭載されている。
スピーカーになにか声をかけると、掛け声を解析し、適切な処理や応答をするインターフェイスである。
例えば、「アレクサ、EDMかけて」と言うと音楽をかけてくれる。
僕の場合はPrime会員であるから、Prime会員の範囲で再生可能な音楽を流してくれるのだ。
もちろん、「アレクサ、今日の天気を教えて!」と聞くと、アレクサを初期設定をした地域の天気や気温・湿度まで教えてくれる。
音声を通じたアプリケーションデバイスである。
そんなAmazon Echoを使ってみた感想をメリットとデメリットに分けて紹介する。
スマートスピーカーと呼ばれるデバイスで、Alexaが搭載されたデバイスは他にも何種類か存在する。
僕はAmazon Echoという機種を購入したが、音質に不満はない。
低音も期待以上にしっかりしている。
Amazon Musicの曲を再生することも可能であるし、手持ちのスマートフォンやPCのBluetoothスピーカーとしても使うことができる。
もちろん曲だけじゃなくて、オーディオブックの読み上げなどもできるため、有用性は高いと感じた。
また、Amazon Echoのデバイスを通じてAmazon Musicを契約すると通常よりも安く契約できるようだ。
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Amazon Echoにコントローラらしきものはない。
強いて言うなら、スマートフォンのアプリで少しメンテナンスなどをするくらいで、操作の殆どが人間の音声で行われる。
要は、Alexaを操作したいときに四肢を使わずとも操作できるのである。
僕はキッチンに立って料理もするし、ベッドに座って洗濯物を畳む。
つまらない作業だから音楽を聞きながら、気分を高めて行っている。
両者の作業は自分の両手を塞がれているため、今までは選曲を変えようと思った時には作業の手を停めなければならなかった。
だがAmazon Echoの登場により、作業をしながらデバイスを操作できる体験をした。
「アレクサ次の曲かけて」
と言い放つだけで処理を行ってくれる。
もちろん、音量操作も再生を中止することもできる。
音声解析精度は、心配しなくてもいいレベルだと実感。
以前友人のLINE Clovaに話しかけたことがあるのだが、ストレスになるレベルで精度が低かった。
聞き取りに関しては、問題ないだろう。
Amazon Echoを購入してから2ヶ月が経過しようとしている。
が、この2ヶ月で僕のQOLは全く変わっていない。
つまり、スマートフォンを手にしたときほど生活の質の変化はみられない。
スマートホームの機能はあるのだが、Amazon Echoだけではその利便性を享受することはできない。
そのためにはまた異なる機器を購入する必要があるのだ。
僕自身はまだ購入に至っていないため、Amazon Echoに話しかけるだけでエアコンを動かしたり、テレビのチャンネルを変更するかっこいい生活はできていない。
感想としては、Amazon Echoに過度に期待しすぎたというところである。
ただAmazon Echoはネットワークに繋がっているので、ソフトウェア・アップデートも可能だ。
また、Alexaの利便性が向上することも十分にありえるため、今後に期待したい。
実は、Amazon Echoを通じてコンセントのスイッチを遠隔操作できる装置も購入した。
僕は夏の間はエアコンに対してこの機器を用いていたが、非常に有用であった。
家を出て電車に乗る時、エアコンの切り忘れが不安でもこれがあればスマートフォンからエアコンの電源を落とすことが出来る。
貧乏人を抜け出し、スマートな住まいづくりを進めるためにも、Amazon Echoを動かせるスクリプトを書いてみようと思う。