# 中毒性の高い「習慣化」について考える

何気ない日常の中に、何も考えずに行動している事がある。

欲求に導かれるというよりは、タスクを処理する感じ。

「やらなきゃいけないから」

とか

「いつもやってるから」

とか。

そんな習慣に焦点を当てて、考える。

習慣化とは

僕たちは毎朝目が覚めると、顔を洗って歯を磨く。

そして家に帰ると暖かいシャワーで身を清めて眠りにつく。

現代人が行うこれらの行動は、必ずしもやらなければならないタスクではない。

さすがに睡眠を取らなかったり、食事を遮ることは人としてやってはいけないことである。

では、なぜ僕たちはさも当たり前かのように毎朝歯ブラシを握るのか。

それは意図的に習慣化しているからである。

生まれた頃から育て親に歯を磨いてもらったり、体温に近いお風呂に浸り続けた結果、習慣化したのだ。

習慣化がもたらす中毒性について

個人的には、習慣化にはニコチンやアルコールと同じように強い中毒性があると思う。

例えば「朝の歯磨きをもう一切やるな」と言われて、やめたいと思うだろうか?

毎日お風呂に入っているのに、今日1日だけやめることも難しいはずだ。

少なくとも、自分から進んで辞めることは出来ないだろう。

僕は筋トレを趣味で継続しているが、結果が出ずに楽しくなかった時でもやめたいとは思わなかった。

歯磨きを止められない理由について

その理由は、継続していることにある。

習慣化とは、生まれた時には当たり前じゃなかったことを継続的に行うように敢行すること。

生まれてから親や保育士さんに歯磨きの習慣化教育を受けた人は、少なくとも今でも歯磨きを続けているはずだ。

今まで違和感なく続けてきたのに、今日だけやめることは、謎の抵抗感がないだろうか?

この違和感不快感が、習慣化の中毒性の正体。

毎日続けているからこそ、1日でも辞めることは違和感がある。

歯磨きの場合は、口臭予防と歯のメンテナンスという理に叶った理屈があるからこそ、やめられない部分もある。

ただ、仮に上記の事実が科学的に証明されていなかったとして、あなたは歯磨きを辞めるかどうかという話だ。

講習を予防できる、らしいという信念があれば続けてしまう人は多いのではないだろうか。

習慣化のループを抜けた世界

普通の日ならまだしも、前日にお酒を嗜んでいたとしたら、口内環境わ考えただけでも歯ブラシを握りたいはずだ。

僕は毎日夜にシャワーを浴びて、ベッド・インするのだが、それをしなかった日にはもう気持ち悪いという感情に支配される。

もはや、就寝どころではない。

上記のような習慣化していたことをやめた世界を知っているからこそ、なおさら止めづらいのだ。

この中毒性を上手く使う

このクセを使って、自分の人生をより良い物にできることがある。

筋トレ然り、オナ禁然り。

はたまた、読書も同じである。

筋トレもオナ禁も読書も、結果を手にしようとすればするほど自分が苦しくなる。

なぜならば、上記全て得られる対価はすぐには手に入らないから。

筋トレをしても僕は半年くらい何も変わらなかった。

オナ禁をしても、オナニーと同レベルの気持良いエッチはすぐにはできない。

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だからこそ、習慣化するメリットがある。

ほしい結果がすぐに手に入らないとしても、継続すれば手に入れることができるものはたくさんある。

と、各分野のそれなりに結果を得た人たちは物申す。

だとすれば、結果に固執せずにずっと続けられる方法を採用すればよろしい。

それがこの習慣化。


自分で書いていて思い出したけど、僕は歯磨きをしないタイプの人間だった。

今は歯磨きをするタイプの人間だったからわかるんだけど、昔は逆に歯磨きをし始めることにすごい違和感を覚えた。

考え方によっては、逆の習慣化もあり得るのだと。

明日も更新するから、待っててちょ。

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