# まだ歯医者に通ってないの?社会人だからこそ、通うべき歯医者のすゝめ

あなたは最近、いつ歯医者にかかりに行ったか覚えているだろうか。

歯の勉強をしていない人や、第一印象改善に興味のない人からすると関心事ではないかもしれない。

だが、あなたはご存知だろうか。

日本人の口の臭さを

元来欧米人に比べ体臭が少ないと言われている日本人にとって、口臭は体が発する臭いの主たるものであると考えられる。

体臭がキツくない分、口から漂う独特な匂いが際立つのである。

歯は僕たちが一生付き合っていく相棒の一つである。

ニオイとこれからの食生活を楽しむために、について考える。

歯磨き習慣について

僕たちは生まれながらにして、歯を磨く習慣を教育されている。

そのため、「人として歯磨きをすることは当たり前だ」という意識は強く根付いている。

その証拠に、歯を磨かない人の割合はみ2016年には1%を切っていてすばらしい。

それは良いことなのだが、見逃せない事実を知らない人が多い。

それは、個人の歯磨きでは完全なる歯垢・歯石除去は不可能であるということだ。

この事実は、ホリエモンチャンネルにて紹介されていた。

歯科従事者ですらこの状況であるのに、素人の僕たちがドヤ顔をして歯磨きに自信を抱くことは完全にお門違いである。

歯磨きだけではなく、プロの歯医者さんに歯垢や歯石を取り除いてもらう習慣もつけるべきであると僕は考える。

ではなぜ、歯垢や歯石が除去できないと良くないのだろうか。

歯垢・歯石を除去すべき理由について

大きく分けて、歯の定期検診をすべき理由は2つある。

理由1. 歯周病について

まず歯周病について。

歯周病(歯槽膿漏)とは

歯周病は、細菌の感染によって引き起こされる炎症性疾患。

歯と歯肉の境目(歯肉溝)の清掃が行き届かないでいると、そこに多くの細菌が停滞し(歯垢の蓄積)歯肉の辺縁が「炎症」を帯びて赤くなったり、腫れたりする(ほとんどの場合無痛)。

歯周病が進行すると、歯周ポケットと呼ばれる歯と歯肉の境目が深くなり、歯を支える土台(歯槽骨)が溶けて歯が動くようになり、最後は抜歯をしなければいけなくなる。

引用:日本臨床歯周病学会、歯周病について

要は、自分の歯を失う可能性のある病気であるということだ。

ここで想定されるクソリプはこんなところだろうか。

Q. 歯周病で歯が抜けたら、インプラントで補えば良くないですか?

馬鹿言っちゃいけない。

インプラントはあくまで、人工の義歯だ。

生まれて自分とともに成長してきた自分の歯とは全く異なる。

インプラントと自分の歯の大きな違いは、神経の有無である。

自分の歯に神経が通っているからこそ、上の歯と下の歯で挟んだものが「硬い」だとか「ジャリジャリする」などの感触を感じることができる。

触覚だけではなく、温度も同じくである。

インプラントでは、固くて噛み切れないことを知覚することが難しい可能性が示唆されている。

生まれ持った自分の歯を大切にし、死ぬまで食を楽しむほうがいい人生を歩めるのではないだろうか。

理由2. 口臭ついて

加齢臭とも呼ばれるこの口臭の発生源は、身体の調子によるものもあれば、病気由来のものまで様々である。

もちろん、歯周病も立派な病気である。

以下の論文によると、研究結果により以下の事実が周知されている。

・プラーク(歯垢)の蓄積に伴って歯肉の炎症が発生し、この両者の相互作用が口臭を修飾している可能性があると考えられている。

・また、歯周基本治療により歯周組織の炎症が改善されることにより口臭が改善されることが示されている。

引用:ブレストロン®を用いた口臭と臨床パラメーターの関係について

要は、歯垢や歯石を定期的に除去して歯周病を治療することにより、口臭が改善するとのこと。

自分が自分の口の臭いを臭く感じることは難しいかもしれないが、他人が自分と同じように口臭に何も感じていないとは限らない。

対人関係に気を配り、女性を獲得しようとしている男子にとっては、歯医者の定期検診は必須だと言えよう。


いつもながら思うのだが、本当に大切なことは学校では教えてくれないものだ。

暇つぶしに見ていたYoutubeでこのような有益な情報が流れていて、誰でもアクセスできるようになっていることはとても喜ばしい。

歯のメンテナンスにカネはかかるが、口臭を抑え、自分の歯を1歩残らず墓場まで連れて行くことができる。

一度失ったものは二度と手に入らない。

大切なものであればあるほど、ちゃんとメンテナンスをしてグリップしたいものだ。

明日も更新するから、待っててちょ。

Adios.