ものが溢れている。溢れすぎている。選ばなければ100円以下で、ヘタしたらタダで衣服を手に入れられるようになった。一消費者として、豊かすぎる時代になったと思わざるを得ない。
一方で、1着〇万円の価格が値付けられている商品もある。貧困層から富裕層までのラインナップが整っていて、とても良いですな。
逆にこんなに在るものの中から、選ぶことは容易ではない。
さて、服は服で人は人である。両者のマッチングがうまくいかなければ、相乗効果による第三者からの期待値はどうしても高くはならない。
要は、服が似合っていなければダサいって話だ。
女にモテるための服装をキメることは大変だ。だが心配しないでほしい。女に足切りされないためのファッションは簡単に手に入れられる。
まず僕たちは、女の視界に入れて頂くことから始まる。
まず、ダサい服装が選ばれてしまう理由について考える。
僕たち男子は便利な物に目がない。ざっくりいうと、自分が楽できるものですな。男は、特にエンジニアは1秒でも楽をするために、何時間もかけてモノを作るような生き物なのだ。
そんな性質を見た上で選ばれる服を考えると、エンジニアが好む傾向にある服の特徴として以下が挙げられる。
エンジニアは機能的な服を選びがちって話。たとえば、ポケットが多い服である。
僕は中学校・高校ともに学ランだった。体操服か、母ちゃんがもらってきたとりあえず切れる服から卒業して、初めての制服である。
学ランを初めて着た感想は、超機能的。めっちゃポケットが多い。設計思想はわかりかねるが、中学生ながら感動したものである。
そんな機能的なアイテムは、脹脛(ふくらはぎ)の横にポケットがついているカーゴパンツや、パーカーですな。
ポケットが多いことは、着ている人からしたら便利なのだ。たくさんの小物を持ち歩くことができる。
しかし、ポケットに収納しなければいけないモノが多いことは問題である
動く時、歩く時ににモノが多いことは、疲労を蓄積させる原因にもなりえるから、おすすめできぬ。
一番まずいことが、どうしてもポケットの膨らみのせいで、第三者から見えるシルエットがとっても残念になる。
とりあえず、シンプルなデザインのモノを買ってほしい。
今だからこそ断言出来るが、プリントTシャツは難しい。マジでムズい。動物の絵からアニメキャラクター。廚二っぽいフォントの文字、風景画。自分が好きできる分にはいいし、それが女に刺さればいい。
そう。刺さることなんて滅多にないし、刺さったところでモテに繋がるわけじゃない。自己満で幸せになるくらい好きならいいが、そこまでではないのならやめよう。モテからは遠ざかる。
プリントモノのTシャツは、万人受けしないし、万人に似合わない。
この問いの模範解答はUNIQLOである。間違いじゃないがクリティカルではない。本当にファッションに悩む人はショッピングするお店を言われても困るだけである。
じゃあどうすれば良いのか。服を選ぶ上で最も大切な要素の2つを解決しよう。
実はこのふたつの問題を同時に解決できるソリューションがある。
ZOZOスーツである。テクノロジーでダサいを解決しよう。
言うまでもなく、ZOZOスーツを着てサイズを計測する。アプリに示される数字が何を意味するのかは、今は無視して良い。
ZOZOが誇る計算機が、ゲストの体型にあったサイズの服を選ぶ。それを着てみて違和感がなければいい。
店頭スタッフの、売りたいだけなのかマジで言ってるのか分からないアドバイスに頭を悩ませずとも、サイズ感問題をクリアできる。
こちらに関しては、ZOZOのページのモデルのモノをパクればいい。もう一度いう。パクればいい。
写真映えするモデルが、インターネットの大海原でこれからオーダーするであろうアイテムを着用しているのだ。
モデルと全く同じということが重要。モデルが来ている服が、今から自分も着る。着こなすことができる。
雑誌や最新のコーディネートのサイトを見ると、世渡りできそうな顔と、ギリギリを攻めた際っきわな色合いと柄を組み合わせてくる。
実際買って着てみたら、残念なことは言うまでもない。買うときはテンションが高くてノリで買ってしまうことが合っても、それを着こなすときは永遠に来ない可能性だってある。
それならば、背水の陣じゃなくて、あえてシンプルで攻めてもいいと僕は思う。サイズと組み合わせは、このサイトをパクれば外れることはないだろう。
ちょっとでもファッションにコンプレックスを持っているなら、シンプルな組み合わせをヘビロテをするところから始めよう。