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女に身銭を払ってコンサルしてもらったら、果たしてモテるのかどうかって話

Twitter界隈で日を跨っている話題。女性の女性による男のためのモテコンサルが如何かという議題である。

男性経験人並み、若しくは豊富とされる都会の女性が、女に困ってる男に対して少しでもモテるようにメスを入れる話だ。

そのビジネスモデルについて、疑問を抱いた男たちがいた。その種火がTwitterの枝木に広がったという次第。

この論題について両者の立場に立って考えたい。

コンサル女と、質問男の主張

まずは両者の主張に耳を傾けるところから始める。

コンサル女の意見

彼女の意見としては、まず女の視界に入ることが出来るような男になれということだ。すこしでも清潔感のマントを纏えるように、第一印象の改善を提案・実践された様子だ。

女性が将来的に目の前の男とセックスをするかしないかを、出会って早々決めてしまうという話はあまりにも有名な話だ。

メラビアンの法則にもあるように、人は視界に他人を入れた瞬間からコミュニケーションは始めている。

外部リンク▲ メラビアンの法則

ゆえに、その土俵に立てるのは、女の無言の足切り(見た目が悪くないかどうか)テストに合格した人だけ。だからこそ、コンサル女は手始めに見た目改善を行ったと考えられる。

▼ モテたいけど私服センスゼロの人に伝えたい、服選びの定石

質問男たちの意見

過去に恋愛経験があり、女修行に打ち込んだことがある人からすると、色々と意見を持つ話題であろう。

質問男が口を出す理由としては、女の口から出る言葉が十中八九デタラメで、口上の人格と本当の人格は違うという経験を積んでいるからだ。

これは、恋人の契りを結んでいない女の子と1回でも交わったことがある男ならわかる。分かってしまうのだ。

そんなコンサル女のアドバイスが、

「本当に男のためになるのか?セックスまでたどり着けるのか?いや、なるわけねーだろ」

という論拠をもとに物議を醸している。

外部から見えたコンサル女の強みと提供価値

コンサル女がクライアント男に時間と今を時めく女性の生の声を対価として、幾らかのカネを得るというビジネスだ。

逆に言えば、カネを出してサービスを受けることができれば、上記の対価を得られる。額に見合うかどうかは、もちろんクライアント男の価値観に直結する。

こればかりは相場がなく、恋愛工学のような客観的なKPIが定められていないため、男としてはモヤモヤするかもしれない。

だがコンサル女は、自ら内的モチベーションに従ってこのビジネスをやっている。誰に頼まれているわけでもなく、一人でも多くの男がモテるようにと。

若い女が、女に困っている男にモテコンサルすることが悪なのか

結論から申し上げると、僕は悪ではないと思う。もちろん、モテ男による非モテ男のためのモテコンサルも数多く存在する。

必ず女の連絡先を手に入れさせ、関係を親密にするようなトークスクリプトを伝授するようなコンテンツを充実させているようである。

モテコンサルと比べてしまうと、コンサル女がやっていることはどうしても見劣りしてしまう。

だが、ここで一番考えるべきなのは、クライアント男がコンサル女を選んだという事実だ。当たり前だが、クライアント男はゴリゴリのモテコンサルを選ぶこともできたはずだ。しかし、コンサル女を選んだ。

そもそも、モテコンサルを身銭を切って受けるかどうか悩む男は、女に困っているのだ。会社では雑に扱われているかもしれないし、女友達などいないかもしれない。

そこに優しいコンサル女が現れるわけだ。良いことも、悪いことも言ってくれる。

これはこれで価値があると僕は思う。本当であろうが、偽りであろうが、今を謳歌する若い女と過ごす時間を共有できることは、普通の男からしたら簡単なことではないのだ。

彼女から習った恋愛テクニックで、意中の女の子ができたり、あわよくば話せるようになれば成功何じゃないかな。あたって砕けて失敗したらそれはそれで学びがある。

結局モテるためには、自分で試行回数をこなせばならぬ。カネも溶かすことがあるかもしれない。その一歩のために手を差し伸べているとすれば、悪とは言い切れないと思う。


今回の記事は、両者のどちらが正しいと養護したいわけではない。どちらも捉え方によっては正しいのだ。

だからこそ、その議論を見ていて楽しかった。今一度、僕も腑に落として考えたいと思った次第である。

明日も更新するから、待っててちょ。

Adios.

レダ