恋愛ドラマとは違って、女性と付き合うことはゴールではない。
告白してOKがもらえば目的達成ではなく、彼女をほんとうの意味で魅了することが僕たちの使命なのだ。
付き合うことは、手段であって目的ではない。
付き合っていようがいまいが、女性を愛することは難しい。
女性に愛され続けることも然り。
女性との関係を継続する上で、非モテコミットをすればするほど相手の想いを削いでしまう。
残酷だが、これが真実だ。
しかし、非モテに関して知見がある人でも時折やってしまいがちである。
非常に厄介な問題だ。
僕も未熟たるが故に、自分の中の非モテを完全にコントロールできるわけではないし、よく非モテな状況に陥る。
いつも振り返り、同じ過ちをしないように反省している次第だ。
今一度、自分の中の非モテとの付き合い方について考えたいと思う。
最も顕著な非モテの症状として、女に困っているという現在進行形の事実が存在する。
具体的には、プライベートで女性と夜を過ごすことができないケース。
彼女がいない童貞・貧乏人諸君をはじめ、自分には彼女がいるが
「女の子と寝るためには、付き合わないといけない」
と思い込んでいる人たちが当てはまる。
オナ〇ーをして、女性たちの都合のいいようにカネと時間を使われる哀れな男たちがこれに当たる。
何事に対しても悲観的に捉えることしか出来ない人がいる。
物事を疑うメガネを持つことは、現実を受け入れる上で大切だと僕は思う。
でも、そのメガネを一生外さない人も世の中にいることは確かだ。
こういうタイプの人は、類友と傷の舐め合いをする傾向があり、ネガティブの螺旋から逃れることはおろか、非モテ脱却は難しいと思われる。
決めゼリフは「どーせ俺には無理」である。
僕たち日本男児は、幼い頃から鉄の掟として叩き込まれた。
「女の子には優しくしなさい。」
それが正しいと思っていたのだが、残念ながらそうではなかった。
恋愛工学を履修するまで知らなかったのだが、僕たちはこうして女性にナメられていたのだ。
女の子に優しくする男はたくさんいるし、僕と同じように教育された男も多いということは容易に想像できる。
どれだけ女の子に優しさを売っても、供給過多で売れるわけないのである。
その上、自分の優しさを丁寧に下手に出て売るような、日本人の営業スタイルである。
誰にでも優しくするような品がない男はすぐに見破られるし、どんな客にも通り一遍の営業を掛ける男はすぐに見抜かれる。
普段、病を患ったら、すぐに病院に駆け込んで医者に診療してもらうことが鉄則だ。
風邪であれば薬を処方してもらい、熱が下がるまで布団で寝て安静にする。
しかし、非モテの場合はそうはいかない。
(非モテ患者)👱♂️「非モテに効く特効薬があれば服用したい」
此のように考えた読者の方がいたとすれば、由々しき問題だ。
厳しいことを言うが、まだまだ女修行が足りない様子が伺える。
他力本願の思考回路を断ち切って、自力でどうにかする方法を考えるようにならないと非モテ脱却は難しい。
どんな困難にも立ち向かえる逞しい男か、そうでない男か、どちらが頼もしいと思われるかは言うまでもないだろう。
どれだけカネや地位、名声があっても非モテは治らない。
勇気を振り絞って、目の前の女性を口説いていく方法しか処方箋はないのである。
非モテの被害を被る人は、男である自分自身だ。
女に非モテの烙印を押されてしまったら、男として扱ってもらうことができなくなる。
ただ、最も被害を受けるのは男ではなく女性の方である。
例えば、満員電車の隣にいるおっさんが臭くて、不快な気分になった経験はだれにでもあるだろう。
これは、誰もが望んで臭いおっさんの隣に行くわけではない。
しかしながら、事実上悪いのはおっさんである。
息、脇を始めとする体臭をケアしていないおっさんが自ら招いた証左がある。
人を不快にさせているという問題を解決していないことが問題。
おっさんからしたら、すごい睨まれるし、嫌な顔をされて気分を悪くするかもしれない。
だが、原因を作っているのは張本人であるおっさんだ。
此の構図と全く同じことが非モテにも当てはまる。
自分は何もしていない。
男として家でAVを見てブヒブヒして生きているだけなのに、なぜ女にまともに相手をされないのか。
それは非モテ故に、女を不快にさせているからだ。
非モテの男はキモいのだ。
女性にキモいと思わせてしまったら、男として負けである。
自己を見直して改善せなばならぬ。
女性はキモいと心の中で思っていても、めったに口には出してくれない。
フィードバックを頂けるほど、現実は甘くない。
自分が非モテかどうかを図るためには、やはり女性とのコミュニケーションしかない。
もちろん、自分の肌で感じるしかないのだ。
非モテを脱却するにしても女性にトライするしか方法はない。
結局、女の問題は自力でどうにかする以外方法はないのである。
ただ、一つだけ忘れてはいけないことがある。
非モテは病だが、自分の一部であることを忘れないでほしい。
女性が好まないタイプの自分もいること。
そして自分と、女の子と向き合うことで非モテは治るということ。
非モテは誰にでも訪れる病。その特徴と、被害について考えた。
筋トレと同じで、気を抜くと弛み、病を患ってしまう。
今一度引き締めて、明日を迎えたい。
明日も更新するから、待っててちょ。
Adios.