# 【女修行】絵子との川の流れのようなデート

過去の女修行の記録。

出会いからデートまでの流れ

今年某日、僕は友人ととあるイベントに出かけていた。

そこで片っ端から2人組の女の子に声をかけ、連絡先のストックを貯める作業を行っていた。

絵子は、そのイベント中で出会った女の子の一人だ。

絵子のニックネームの由来は、彼女が絵が好きな美大生だったから。

声掛けしたときは、もちろんお互い2 × 2。

BGMや歓声、イベント進行の声が大きく、あまり会話という会話ができた気がしなかった。

だが、なぜか絵子はニコニコしてこちらを見ている。

少しの地雷臭と、少しの期待を胸にいつもの一言をふっかける。

「ねえ。ラインふるふるやろうよ!俺やったことないからやってみたいんだ!」

そこで連絡先を交換する。

だが、僕たちのアドレス帳に増えたのは一人だけ。

そう。絵子は携帯を忘れていたのだ。

今までの流れで、絵子との会話は笑顔が沢山見られた。

少し押せば、LINE IDを聞けるやつ。

しかし、一般的にも僕の経験的にも押しすぎると良くない。

理由は言うまでもなく、女に困ってる男の烙印を押されるからだ。

僕の場合、この場合は時間を開けて2回聞く

それでもダメなら、諦める。

今回もその作戦を試した。

結果はNG。

潔く撤退するために、5分位会話してその場を立ち去った。

ここで、疑問点がある。

じゃあなぜ僕は、連絡先も知らない絵子とデートができたのかについてだ。

デートまで

実は、このイベントからかなりの時間が過ぎたあと、見覚えのないヒトからメッセージが僕のラインアカウントに届いた。

「〇〇のイベントでお話した、絵子です。」

正直、あのイベントのあともたくさんの連絡先を聞いていたため、誰かわからなかった。

僕「え、なにしてる人だっけ?」

聞くしかなかった。

絵子「美大生ですよ〜」

此処でようやく、僕の中の記憶が蘇った。

どうやらあのイベントのときに僕たちとラインをふるふるをした、絵子の友達から僕の連絡先を聞き出したらしい。

なるほど。

すかさず、2週間あとに昼デートの予定を組む。

2週間後の昼デートをセッティングした理由は3つある。

  1. イベントから時間が経ちすぎて、顔をあまり覚えていないから
  2. 暇な男性だと思われないようにするため
  3. 実際、普通に予定があったため

僕だけかも知れないが、女修行をしていると相手の顔が思い出せないことがある。

女の子のラインのトップ画像が自分のモノではなかったりとか、自分の過去の盛れた写真であったりする。

だからこそ、現在の顔が分かっている状態でよるデートを組むことを僕は重視している。

そして、僕自身が暇な人だと思われてはいけない。

忙しい人は、直近1週間の週末の予定は詰めてある。

それは男性でも女性でも同じだ。

一発目の日付打診は2週間先が妥当である。

だからこそ今回は2周間後の昼デート。

昼デート

デートの舞台は表参道。

小道を入ったカフェでお話するところから始める。

待ち合わせに現れた絵子。

黒のノースリーブニットから真っ白な細い腕が伸びている。

とても好印象な服装だ。

僕はいつもどおり、体にフィットした安い白Tシャツとジーパン。

そしていつもどおりの言葉をかける。

「久しぶり!前会ったときよりちょっと可愛くなったよね〜」

まんざらでもない顔をしていて、始まりはいい感じ。

カフェに移動してひたすら話を聞く。

  • 都内の美術大学に通っているということ
  • 元彼の話は拒まれて聞けなかった
  • 弟がいて、自分よりもしっかりしているということ

元恋人の話を通じて過去の恋愛の経験談を伺うことができなかったため、幸先が良いとは言えなかった。

だが店を出て駅に向かっている最中、帰りたくなさそうだったため、もう暫く歩くことに。

散歩を始めると彼女は僕の二の腕を触りだす。

幸先がよくなったことの現れであった。

今回は次回に繋げるかどうかのデートを予定していたが、本日セ●クストライする事を決意。

散歩をしていると、出店がポツポツと出てくる。

僕「今日はあついし、ビールでも飲もうよ」

まんざらでもない絵子。

暗くなりつつあるタイミングを見計らって、人気の少ないベンチに座って乾杯。

お互いが少しずつボディタッチをしていちゃいちゃする。

僕のビールをあげるふりをして、彼女の唇を奪う。

抵抗はない。

僕の中のオスがGOサインを出した。

CTを試みたが、彼女から大きな力で抵抗。

絵子「今日はダメなの」

生理グダである。また少し時間を開けてCTを試みる。

絵子「本当に今日はダメなんだってば」

僕の中の2回ルールは此処でも発揮される。

本当であろうが嘘であろうが、パワープレイで生理グダを撥ね退けるだけの気力にコスト見合わなかった。

彼女と分かれる前にこれでもかというくらい、深く舌を絡ませたキスをした。

星が少し見える群青色の空の下で。


後日、夕食デートを取り付けて彼女を抱いた。

ノーグダで流れるようにベッドまで運ぶことできたことから、前回の生理グダは嘘ではなかったということになる。

パワープレイで生理グダを乗り越えなくても、ゴールできたはじめての経験だった。