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童貞を卒業するためのデートについて考える

僕は知らなかった。女がイイ男と同じベッドで寝る前にどんなデートをするのか。皆さんは考えたことがあるだろうか?

女が男とのデートに何を求めているか、その答えによってアプローチするためのプランは変わってくる。

童貞たりし頃の僕は、ずっと考えていた。童貞なりに。女が満足するデートプランを。

童貞が考えたデートプラン

そう。それは澄み渡った晴れた日のこと。

朝から出かけて、ランチをする。
昼からは思いっきり遊んで、夜はいい感じのディナーに足を運び、夜は映画を見ながら大人な時間へと誘う。

1日みっちり使ったデートこそが至高だと思い込んでいた。童貞あるあるな妄想である。

そして、実際にやったこともある。

結果はどうだったかというと、ホテルまでには行き着いた。だが、グダを崩せずに悔しい思いをした。

これがなぜか一回だけではない。もちろん僕の男としての価値が低かったことは重々承知だ。ただ、デート相手の子がどんなデートを望んでいるかまでは頭が回らなかった。

彼女はこのデートに対して、Hすることを想定していなかったことが敗因と思われる。

僕が思い描いたデートは、童貞が妄想した、童貞のための、自己満のオナニーデートだったのだ。

非童貞が考えたデートプラン

上記のデートは、ガール・フレンドにHを想起させにくいようなでーとだった。であれば、ちょっと想像させるようなデートを組めば良いのではないのかと考える。

最近というか、童貞を卒業してからはもっぱら以下のデートで回している。

ご飯を一緒に食べて性交渉するだけのデート。
時間もお金もかからない、じつに経済的なデートプランだ。

具体例は、以下の通り。

僕は、お金のちからで童貞は捨てなかったタイプだ。記念すべき童貞卒業式典の会場は、なんと鳥○族だった。

メニューがすべて300円台で、ワイワイした雰囲気のあのお店である。貧乏人の強い味方だ。

この日ばかりは、貧乏人と童貞に味方してくれた。事前に飲み比べをする約束をし、案の定ふたりとも酔っ払った。あの時の僕たちはぜったいに、口が臭かっただろう。

二次会でふたりとも終電を逃したため、ホテルで3次会。

プランでも何もないように見えるが、僕には勝算があった。

童貞が童貞を卒業するために捻り出したポイント

  1. 加点ではなく、減点されないように
  2. 楽しい雰囲気を主導権を握りながら維持する
  3. 童貞だと思わせない

1. 加点ではなく、減点されないように

先の、童貞が考えたプランで反省したことの一つとして、性交もしてない人と時間を過ごしすぎたことが挙げられる。

男と女の折衝経験が遅すぎて、ただの友達としての印象が強くなってしまったのではないかと考えた。

だったら、できるだけセックスするかもしれない男としてのポイントを下げないようなポジションや戦略を練ることが望ましい。

そこで思いついたものが、プランこのプランなのである。

2. 楽しい雰囲気を主導権を握りながら維持する

普通に考えて、童貞が女に対して主導権を握るなんてことはまず無理だ。だったら普通じゃなくなればいい。自制できる量の酒を調整して、ただ愉しめばいい。

ここで注意してほしいことは、女の子をソフトにイジりながら笑いを取っていくことだ。

お互い笑い合えることは、安心感を抱くことに繋がる。それが、人として危険な人物ではないという信用に繋がると考えた。

3. 童貞だと思わせない

そう。僕は女に童貞であるとバレてはいけないと思った。

▼ 童貞を貫く人の、もったいない精神について思うこと

アルコールも回って会話の主導権を握ることができれば、自分が童貞だとカモフラージュすることができると考えた。

僕がもし女なら、童貞とはセックスしたくない。妄想に塗れたとんでもない要求をされそうだからだ。女としてもセックスを楽しみたいに決まってる。

だとすると、自分が童貞だとは知られないほうがお互いのためにい伊野ではないだろうか。

童貞が己の力で卒業するために

これは僕のエゴだが、自力で卒業してほしい。カネで女を買う癖がつくと、非モテのまま女に貧乏な人生を送る可能性がある。

▼ カネ持ちでも、女には貧乏になる事がある – 貧乏人には知って欲しい、モテるために必要な費用とは

童貞は一歩だけ踏み出すことができれば、誰にでも卒業できる。

卒業に必要なものは、単位やカネじゃない。一人でも多くの女を幸せにしたいという、ちっぽけな勇気だけだ。

レダ