初めてとなる読書感想文。小学生以来、初めて真面目に筆を執ります。
僕が読む本はTwitterの先輩方のオススメや、読了された本が中心となっている。
今回は、みのさんという方のツイートからポチらせて頂いた次第である。
以前に、Teststeroneさんのマクロ管理法に関する書籍を読みあげていたため、食事に関しては特に学習することはなかったが、健康は食事だけではない。
睡眠や働いているときの姿勢や、普段の運動など様々なパラメータが左右すると僕は考える。その食事以外の知見を広げようと思ったことが動機である。
ソースはこちら。
本自体は厚く、400ページを超える程度の仕上がり。
随所随所に可愛いおじさんのイラストが挿し込まれており、理解しやすい工夫が施されていて、非常に読み進めやすい。
睡眠や食事、ボディメイクなどそれぞれの専門家に対して著者のムーギー・キムさんがインタビューをしていった内容がジャンル別に記載されている。
専門家がエビデンスや専門的な知識を裏付けながら、明日からでもできるちょっとした健康法が紹介されている。
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例えば、鶏胸肉の話。
鶏胸肉。厳密さを求めれば、皮なし鶏胸肉は筋トレに置いて最強の食材であることは自明だ。
良質なタンパク質を低脂質、低炭水化物で摂取することが出来る優れた食材だ。
この本によると、鶏胸肉を摂取することにより疲労が溜まり辛い身体になるという。
鶏胸肉には、抗酸化物質のイミダペプチドが含有されている。
このイミダペプチドの活躍により疲労が溜まりにくい身体に近付くということだ。
僕は以前一ヶ月で300時間(残業含む)働いたことがある。
300まで行かなくても、普通に200時間を超えるようなワークライフを送っていたが、風邪を引くことはめったになかったし、心身共に異常はなかった。
その際、僕は1日に100g以上の鶏胸肉を摂取するようにしていたので、イミダペプチドは200mg以上も同時に摂取していたことになる。
イミダペプチドの摂取目標値が1日に200mgだから、摂取目標を達成することができていたため、長時間労働に耐えうる身体ができたのだと振り返ることができた。
僕たちは「歯」を使うことができて当たり前というか、歯が使えないことを考えたりはしないだろう。
戦略的に、親不知を抜くことはあっても他の歯が抜けることを想定はしていないはずだ。
だが、歯のメンテナンスをしない人たちが多く、自身の歯を失う人が少なくない。
歯を失うとはどういうことなのか。此の本には、歯についても言及されている。
まず、僕たちが髪の毛のような細いものを噛んで
「髪の毛がある」
と感じることが出来る。それは、歯に神経が通っているから感じることができているのであり、付け歯のインプラントでは代替できない。
自分の歯を死ぬまで使うためには、やはり日々のメンテナンスが必要なのである。
此の本を読んで僕も正直、
意味あるのかこれ。
と思うような事も書いてあった。
だが、鶏胸肉に含まれる「イミダペプチド」のように、実際に効果を体感できる物もあったことは間違いない。
すべてがすべて、自分の健康に直結するような内容ではないのかもしれない。
そして、1回やった程度では効果が出ないこともある。
鶏胸肉を食べて疲れに強い体を作ることも、歯のメンテナンスをして美味しいものを健康的な歯で食べることも、続けて初めて効果を実感することが出来る。
ある程度の期間は続けてみて、自分の体で試して効果があるか、見極めるべきだろう。
昨今のWelc問題が発端となり、今は正しい医療の情報へのアクセスが難しい。
緊急を要する場合、インターネット上の情報を頼りにするケースは往々としてある。
だが、その情報が本当に正しいかどうかは素人じゃ見分けがつかない。だからこそ、僕は本に価値を見いだせると考えている。
著者のような健康に明るい人が、長い月日をかけて事実に基づく専門的な知見を一冊の本にまとめる。
本を読む時間を取ることが、正しい情報へアクセスすることの障壁となる。
だが、その障壁さえ乗り越えることができれば、僕たちは正しい知識を得ることが出来ると思う。
明日も更新するから、待っててちょ。
Adios.
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