# 筋肉があればあらゆる問題を解決できるという主張について、真面目に考えてみる

筋肉は最強のソリューションである

一見、ネタ的な要素もあっても笑ってしまいそうになるフレーズだ。

この言葉の真価は、筋トレをしたことがある人にしかわからない。と僕は思う。

それはきっと、自分が筋トレをしていなかったら、思わずくすっと笑ってしまうからだ。

トレーニングをして少し筋肉を身に纏ってから、少しだが確実に人生が変化した。

僕の場合は大きく分けて3つの変化を享受することができた。

筋トレをして体験した、潜在的な問題解決の経験を語る。

女の問題について

単刀直入に言うと、筋肉があれば女性に関する問題解決の難易度を下げる事ができる。

男として、できれば女に困りたくないものである。

しかし、学校で先生に女に困らない方法なんてことは教えてくれない。

ひょっとして先生も女に困っている可能性だってある。

筋肉は、その女の問題を解決してくれる一つの手掛かりだ。

先日のデートがその顕著な例だった。

イベントで出会った女の子。

普段よりも自然体、めちゃくちゃテキトーに話してたのにも関わらず、めっちゃニヤニヤしてる

僕の腕を触りながら。

彼女曰く、筋肉が好きとのこと。

ここまで筋肉が刺さった子は初めてであるが、こういう子と出会うと筋トレのモチベーションが上がる。

そして筋トレを続けていれば、少なからず筋肉が好きな女子のニーズには応えることができる。

また見た目以外でも、筋トレを継続しているという事実が女の子に好印象を与える要因の一つになる。

物事に取り組む際、粘り強く継続することができる人という印象を与えることにも寄与する。

男女隔てず、この真っ直ぐな姿勢を嫌うような人は居ないはずだ。

筋肉抑止力について

核抑止力という言葉がある。

核報復兵器を保有することによって、国家間の戦争を思いとどまらせる力。また、他国に核攻撃を思いとどまらせる力。

引用:コトバンク

核という圧倒的な力は、それを保持しているだけで勝敗すらも決めてしまう場合があるワイルドカードだ。

実際に広島、長崎で甚大な被害をもたらした核を巡る議論には枚挙に暇がない。

しかし今僕たちが生きている時代において、核が存在しリーダーとなる国が核を保有している事により、世界平和が続いていることは事実である。

この考え方と同じで、筋肉抑止力という言葉がある。

筋肉があるだけで無駄な争いは避けられるという理屈である。

普通の体型の人が、トレーニングでたっぷり絞ったマッチョに喧嘩を売ったりはしないだろう。

筋肉により防ぐことが出来る争いはあると思う。

マインドセットについて

筋トレをすることによるメリットのひとつとして、自分の体だけではなく己の精神も鍛えることが出来る。

理由は単純明快だ。

筋肉は筋トレをして初めて肥大するものだからだ。

明日目が覚めたら美女と寝ているなんてことがないように、来週の今頃筋肉量が増大している保証なんてどこにもない。

もっと言うと、同じ重さのウェイトを挙げ続けるだけでも筋肉は肥大しない。

機能よりも1gでも重いウェイトでトレーニングすることによって、筋肉を成す細胞を破壊し、細胞分裂を促すことができる。

この前提があった上で、実際に行動してみるとわかるのだが、めちゃしんどい

普段50kgのベンチプレスを5回挙げることが限界の人にとって、55kgのベンチプレスを3回挙げることは難しい。

さらに、きついことはわかっているから、モチベーションは上がらない。

この理不尽な重さを挙げるためには、やはり自分を追い込む以外に方法はない。

とにかくやるしか無い。

はじめの1回を挙げてくたばり、挫折しそうになる。

しかし、その挑戦を続けていくと、いつの間にか3回挙げる事ができるようになる。

このように、筋トレを通して自分と筋肉が向き合うことにより自己責任の意識が醸成される。

なにがあっても基本的には自分の所為。

このマインドは、女の問題に対しても仕事の問題に対しても、前向きな答えを僕たちに与えてくれる。


筋トレは個人的に”禅”とよく似ていると思う。

ウェイトトレーニングを通じた自分自身との対話。

週2回だが、誰にも邪魔されずに自分の肉体的な部分と、精神的な部分と向き合うことが出来る。

こうして、己と向き合うことができて初めて、あらゆる問題を解決できるのかも知れない。

明日も更新するから、待っててちょ。

Adios.